「カクテル」カテゴリーアーカイブ

ジャック・ローズ

カクテルの方です

wp-image-1449227378

食後酒としてふさわしく、昔女性のバーテンダーから「気になる女性に勧めるならこれを勧めなさい」と言われた魅惑なカクテルがある。

色も美しく、甘味と酸味のバランスが素晴らしいその名は「ジャック・ローズ」。
アップルブランデーのカルヴァドスをベースに、ライムジュース、そしてグレナデンシロップをシェークしてつくる。

ベースがカルヴァトスだからといって「ジャック・ローズ」がフランス生まれのカクテルかというとそうではなく、どちらかというとアメリカ生まれのカクテルである。

もともとこのカクテルは「アップル・ジャック」というブランデーをベースに作られるカクテルで、この「アップル・ジャック」
アメリカのニュージャージーで採れるリンゴを使用したブランデーである。
非常にマイナーなブランデーであり、その存在はほとんど知られていないため日本にも輸入されていない。なので日本でも馴染みがない。

そのためカルヴァトスを使うことによって世界的に知られるようになったカクテルといいましょうか。

「アップル・ジャック」はもともと
開拓時代のアメリカ東部の冬の夜、手製のリンゴ酒を外に出しておくと水分だけが凍り、その氷を取り除くとアルコール分の強い酒を得ることができたというこの行為から
「アップル・ジャック」と命名されたようです。

そんな雑な名前とは裏腹に
見た目が薔薇の様に美しいカクテルであることから、いつしか「ジャック・ローズ」になったとか。
だからかニューヨークのカジュアルなバーで「ジャック・ローズ」をオーダーすると通じない場合が多い。
それは「アップル・ジャック」で通じている場合があるから、なので名前は2つ覚えておくべきである。

それにしてもバーテンダーが言うように女性に勧めるには最高なカクテルだと思う。
りんごと柑橘類とザクロ、そのバランスは非常によく万人ウケ。
食後酒として最適。
見た目も女性的。
是非、彼女との素敵な時間のアイテムに。

オーガズム

これを飲みながら女性と映画「カクテル」を見る。
1989年に公開されたこの映画は過激なネーミングのカクテルが多く出る。
その一つが「オーガズム」

バリエーションは多くマルチプルオーガズム(何度もいっちゃう)
スクリーミングオーガズム(大声あげて。。。)
など(笑)

日本ではコーヒーリキュール、アマレット、カカオリキュール、好みでウォッカ、クリームをシェークですが、これは海外ではマルチプルオーガズムやスクリーミングオーガズムのレシピだとか一般的に無銘のオーガズムはオレンジキュラソーを入れるのがポイント
オレンジキュラソーがアイリッシュクリームにかわり、種系のリキュールが多くなってマルチプルとなります。

スクリーミングはウォッカなどをいれて度数をあげるはずでしたが、最近では普通のオーガズムにもウォッカは入ってきてしまっているので、もはや種系を少なくしてウォッカが見えやすくすればいいのかなと。。。

とりあえず、これを隣の女性が頼むと
すこし、おっ、て思い、このどうでもいい話を喋りたくなります。

酒散歩

マティーニとジェームズボンド

今日はマティーニ

カクテルの王様と言われて、基本的にはジンとベルモットを混ぜただけのはずだが、最近ではウォッカマティーニやフルーツマティーニ、デザートマティーニなど、もはやマティーニとはなんなんだと思うところが多い。

また、1979年に出た「ザ、パーフェクト、マティーニ、ブック」というのにはマティーニだけで268ものレシピがあるという。

なかにはカルーアマティーニやスコッチを加えたペイズリーマティーニなど

もはやマティーニはジンとベルモットのカクテルという枠組みは崩壊し、蒸留酒に薬草風味を加えたものになりつつある

もはや、蒸留酒は、ベースで、薬草風味でもフルーツ風味でもオッケイな雑多な飲み物である。

それはもうカクテルではないのか?

伝統的なカクテルというのはビターズを加えることが前提と考えれば、もはや、マティーニはビターズを加えないカクテル。

もうカクテルの王さまというより
カクテル?

しかしマティーニは昔からステータスドリンクである。地位の高そうな方々はマティーニを飲む。

フランクリンルーズベルトやウインストンチャーチルが愛飲し、ヘミングウェイも好んだ。

成功するためには良いスーツを着るべきと同じで、マティーニもスーツと同じたち位置なのだろう

あのマティーニグラスは、パリッとしたスーツを連想させる。

ただ、時代と一緒で、伝統的な着こなしはどんどん変わってきているんだなと

このマティーニを飲んでいるとき、後ろのテレビでは007が流れていた。

ジェームズボンドと言えばマティーニだと思う。
カジノロワイヤルでは、ボンドが飲んでいたマティーニは

ドライマティーニ
深いシャンパングラスにゴードンのジンを3
ウォッカを1
キナ・リレのベルモットを2分の1
を氷みたいに冷たくなるまでシェーク
それからレモンの皮を薄く切ったやつをいれる

と、これもまた伝統レシピからははなれ
もはやマティーニというのはその本人のパーフェクトな飲み物であればマティーニなのだろうと思う

ただ、スーツの様に着こなさなければならない
パーフェクトドリンクであっても、紙コップに入ったものはマティーニと呼んではいけない気がするから

この時も
場所、人、時間
全てがマティーニに似合った時であった。